HDDの交換や載せ替えでは、新しく購入したHDDやSSDをPCに接続してフォーマットを実施したりします。
また、壊れたPCのHDDを取り出して、中のデーターをPCに取り込もうという時もHDDそのものとPCの接続が必要になります。
このようなHDDをPCに直に接続したい時の方法を3つ紹介しようと思います。
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HDDの種類
ざっくりと説明します。
現在家庭用のPCに使用されているHDDには大きく分けて以下の3種類がほとんどです。
1.HDD
↑左3.5インチHDD、右2.5インチHDD
昔からあに磁気ディスクを使用しているもの。
物理的に内部の磁気ディスクを回転させ、磁面に情報を書き込むものです。。
そのため、情報の入出力スピードがSSDに比べて遅い。しかしその反面安価です。
寿命は5~10年程度と言われている。
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2.SSD
↑Crucial製 2.5インチ SSD
Solid State Driveの略。
磁気ディスクHDDとは異なり記憶媒体として半導体を使用しています。
そのため、様々な大きさのデータに対して入出スピードがHDDと比較して格段に速いが、その反面高価です。
データ入出力スピードが速いため、PCの起動やアプリの起動・処理が格段に速くなる。
特徴的なのがデータの更新頻度で寿命が大きく変わる事。
当初HDDより短命とされていたが、HDDと同程度かそれ以上と思われる。
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3.SSHD (ソリッド・ステート・ハイブリッド・ドライブ)
HDDとSSDを両方合わせた物。
SSDのいろいろな大きさのデータの入出力スピードを生かし、
PCの起動などにはSSD部分を。通常の記憶にはHDD部分を使用した物。
SSDが短命の時代はそこそこの需要があったと思われるが、
SSDの寿命が長くなってからはハイブリットを使用するならSSDを使用した方がよいと思われる。
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HDDのインターフェイスの種類
HDDそのものとPCを接続するうえでは、HDDのインターフェイスを多少知っている必要があると思います。
通常家庭で使用するPCで想定されるHDDのインターフェイスは主に2種類。
「IDE」と「Serial ATA (SATA)」です。
IDEは昔主流だったインターフェイスですが、20年前位のPCを触る必要があるのならIDEを考慮しなければいけないかもしれません。
しかし、現在では主流はSirial ATA (SATA)と呼ばれるインターフェイスです。
市場に出回っているHDDの殆どがSATAで、これ以外の規格の商品を見つける方が大変です。
↑SATAインターフェイス
現在のPCを触るのであればSATAインターフェイスということを知っていれば十分です。
SATAには1.0, 2.0系, 3.0というVerが存在していますが、インターフェイスは同一です。
細かい違いはありますが、
HDD交換やHDD-->SSD交換程度なら気にしなくとも十分目的は達成できると思います。
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HDDそのものをPCに接続する方法
1.SATA --> USB変換ケーブルを使用する
↑SATA-USB変換ケーブル
先ほど説明したHDDのSATAインターフェイスをUSBに変換するケーブルがあります。
このケーブルを使用してPCと接続することが出来ます。
上記の写真はSATAとIDEもUSB変換出来るタイプの物ですが、今ではSATAだけで十分です。
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2.外付けHDDケースを使用する
↑外付けHDDケースにCrucial SSDを入れたところ(フタを開けた状態)
外付けのHDDケースというものもあります。
外付けHDDはご存知だと思いますが、これは中身のHDDが無いものです。
このHDDケースに接続したいHDDを入れることで、1のSATA-->USB変換ケーブル同様にUSBでPCに接続することが出来ます。
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3.外付けHDDスタンドを使用する
外付けHDDスタンドというものもあります。
2の外付けHDDケースと同様にHDDを刺してUSBでPCに接続することができます。
HDDスタンドのメリットは写真の様に2枚刺し可能ということです。
HDDスタンドの中にはコピー機能(Clone作成機能)が搭載されているモデルもあり、
HDD載せ替えや交換の際に新しいHDDのフォーマットさえしておけば、
このスタンドだけでHDD AからHDD Bへデータをコピーするというような事が可能です。
上の写真では、実際に3.5インチ磁気ディスクHDDから2.5インチSSDにデータ移行をしている所です。
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まとめ
上記にまとめた機械やケーブルを使用して、USBケーブルをPCに接続することが出来ます。
接続したHDDはWindowsの「ディスクの管理」(Ctrキーを押しながらWindowsマークを右クリック)等で確認することが出来ます。
このようにPCと接続することで、フォーマットしたりパーティションをいじったり、データコピーやCloneを作成したりすることが出来ます。
一度覚えてしまえば誰でも簡単に接続できるので、女性でもお子さんでも十分に可能だと思います。
こういったことをきっかけにしてHDD-->SSD変換等に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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