我が家ではエアコンはほぼ一年中稼働しています。
夏は暖房・冬はクーラー。特に夏場は犬もいるので24時間クーラーかけっぱなしの状態です。
購入してから10年近く経ち、そんなに酷使しているエアコンなので徹底的に洗浄したいと考えるようになりました。
あれこれ考えて専門業者さんにクリーニングを依頼したのですが、
間違うと効果が薄いのに大金をドブに捨てる結果になってしまう
と思ったので記事にしていこうと思いました。
*実際にエアコン掃除を頼んだ結果は以下の記事にまとめてあります。
凄い! ヤマダ建物クリーニング さんにエアコン掃除を依頼してみた
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プロに頼まなくても自分で出来るんじゃね?
個人的にですが、結構なんでも個人でDIYで治せると思ってます。
特に電気系統や、車やPCなど、我が家では何かが壊れると大抵自分で治しておしまいということが多いのです。
そんな中、我が家のメインのエアコンの冷房の効きが悪くなってきたと感じるようになったのです。
このエアコンですが、前年度に自分でエアコンのカバーを外して、Amazonで入手した当時あるTVで汚れがすごい落ちると言われていたクリーナー(カビッシュトレール)でDIYで自分なりに徹底洗浄したものでした。
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自分なりに徹底洗浄していたので、サーモセンサー(温度センサー)が古くなって、感度が鈍ってきたのかな?と思っていました。
なので、メーカーの出張修理に依頼して出張検査してもらうことにしました。
メーカーの出張修理は、故障が無くても、作業員の方にわざわざ来てもらうので、それだけで出張料として大体5000円~7000円程度します。
今回のエアコンはリビングに設置していたもので、かなり大型(20畳以上用)で、値段も高かったので新しいものを購入するのと比較したら一度見に来てもらうくらい安いものだと思ってお願いしたのでした。
そんなこんなで、メーカーの修理の方に来て詳しく見てもらうと。。。
故障やガス漏れ等は全く無いです。
エアコンのフィンにゴミが堆積してしまって空気の通り道を塞いでしまっており、
冷気が外に出ずに温度センサー付近に滞留するため、
実際部屋の温度は下がっていないのに、温度が下がったと誤認識してしまっている。
とのことでした!
このエアコンは自動お掃除機能も付いているし、毎年大掃除の時に市販のエアコンクリーナーなどで自分なりに掃除していたのに。。。ショックでした。
結果的に私はエアコンクリーニングのプロにお願いしてクリーニングしてもらいました!
今では、メーカーサポートの方に内部構造を説明してもらった事や、
後でエアコン設置業者の知り合いや、クリーニングを依頼したプロの方にいろいろ聞いて、とても勉強になった事。
プロのクリーニング業者さんに依頼したら新品の様に効果が飛躍的に上がった事からとても良かったと思っています!
これからエアコンクリーニングをお願いしようと考えている方に、この経験が役に立てばと思ったので、その辺を書いていこうと思います。
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プロのエアコン掃除は大体2種類
まずはエアコンメーカーのメンテナンス担当者に来てもらった時の話。
エアコンの上から裏側の方をバイクのサイドミラーの様な器具でのぞき込むと、エアコンのフィンにホコリがびっしり詰まっているような状態でした。
担当者さん曰く、これは一般の人の掃除では絶対に取れない場所なので、プロの方に掃除してもらった方が良いですよ!
そう言われたのでした。
いろいろネットで調べてみると、エアコン掃除の業者さんには、大体以下の2つのやり方がありました。
1.壁に設置された状態で洗浄
最も多くの業者さんが取り入れているやり方だと思います。
テレビCM等でよく見る大手の「ダス●ン」などもやっているやり方です。
エアコンカバーを外して内部のフィンがむき出しになったような状態で、洗浄していくやり方で、よくネットでDIYでエアコンクリーニングしてみた~とかで載っている方法とやり方は一緒です。
プロが行う場合はより高圧な洗浄ができる高圧ポンプと、カビを落とす協力な薬剤を使っているそうです。
知り合いがこの手のエアコンクリーニングのアルバイトをしているのですが、彼曰くプロのカビを落とす薬剤は手袋無しで使っちゃうと手の皮がむけちゃうくらいの威力らしいです。
値段は大体一台 1万5千円位~。大きさやお掃除機能付きなどで値段が上がります。お掃除機能付きで大体 2万数千円~が一般的な様です。
2.エアコンを取り外して、分解クリーニング・徹底洗浄
これはエアコンを一度取り外して、持ち帰って分解。高圧洗浄機などで隅々まで奇麗にするやり方です。
そのためエアコンが家に設置されたままクリーニングする時よりも手間もコストもかかります。
取付け・取り外し・分解・組み立てが入るので、この手のクリーニングを実施している業者さんは高いスキルが必要です。
設置されたままクリーニングするより、エアコンの壁側のフィンや見えない部分に詰まったホコリまで完璧に奇麗にすることができます。
今回、私の場合はエアコンのフィンの上側や裏側までホコリが酷い状態だったため、多少コストがかかっても2の方を選択しました。
これは次に説明するエアコンの内部構造を考慮したからです。
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エアコン内部の構造を考えたことありますか?
皆さんはエアコン室内機の内部構造を考えたことはありますでしょうか。
私はあるんです。自分で掃除するときに。。。
でもこれには気づいていませんでした。。。
エアコン内部でフィンがハの字になっていたなんて!
これを教えてくれたのは、初めに頼んだメーカーのメンテナンス担当者の方でした。
上の図を見てください。
フィンと書いてあるグレーの部品が、ファンを上から覆いかぶさるような構造になっています。
フィンは空気を冷やしたり温めたりするエアコンの心臓部です。
エアコンの上部ではこのフィンがハの字になっていますね。
エアコンを設置したままクリーニングする業者さんに頼んだ事がないので、憶測ですが。僕の考えだとカビなら薬剤でなんとか落とせると思いますが、
エアコンの壁側のフィンに詰まったホコリなどは分解して高圧洗浄しないと落ちないと思うのです。
あとは、内部の隅々のホコリとカビを落としたいのなら、これもまた分解洗浄が必要だと思いました。
と、いうことで私はこれは素人の僕では無理と判断しました。
また、一旦取り外して分解・徹底洗浄してくれる業者さんに依頼する事にしたのでした。
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まとめ
私の場合はエアコンの裏側のフィンのホコリまで落としたいという事がメインで、エアコンを一旦取り外して分解・洗浄する業者さんを選んでお願いしました。
結果、大正解!
大分ホコリが詰まっていたようで、クリーニング後は何故か風量まで大幅アップ!
業者さんにお聞きしたところ、ホコリが詰まっていて風の流れ・冷えも相当パワーダウンしていただろうとの事で、本当に大満足でした。
ただ、エアコンの設置業者さんと一緒で、やっている業者さんも当たりハズレが大きいと思います。
今回の私が選んだ業者さんは大当たりで、料金もリーズナブルで仕事もとても丁寧でした。
聞いた話ですと、悪質な竿竹屋さんのように、家に伺ってからあれやこれやと特別料金が必要だとオプションを追加されて大金を払わせる業者さんもいるようで、注意したいところです。
今回私がお願いした業者さんや実際の感想は以下のブログ記事にまとめてありますので、よかったら参照ください。
凄い! ヤマダ建物クリーニング さんにエアコン掃除を依頼してみた
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