前回の記事の続きになります。
前回はこちら。
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大腸内視鏡検査を受けた感想。便潜血陽性 病院選びから検査までにやった事(1)
最近はじめて、大腸内視鏡検査をうけました。 苦痛が多い検査と周りの人から聞いていたので、自分なりに結構調べました。 これを見ている方は、これから検査を受ける人が多いと思います。でも、安心 ...
前回は、クリニックに電話して予約したところまででした。
因みに、前回書くのを忘れてましたが、工藤先生は月に何回か、こちらのクリニックに来て診察しているという事でした。
工藤先生を指定することもできましたが、予約待ちとなり、数週間後になってしまうという事でしたので、私の場合は常勤の先生にお願いしました。
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事前検査
事前検査の為クリニックへ
予約した東京内視鏡クリニックへは、初めて行きました。
場所は池袋にあり、池袋から徒歩1,2分程度のホテルの地下に有りました。
クリニックがこのホテルと提携しているようで、遠方からこのクリニックに来る方は、提携料金でこのホテルに泊まれるようです。
この日は、初めてのクリニックという事で、少々緊張しながらクリニックの扉をあけました。
入口から、受付と待合室まで見渡せる形の、奇麗な感じのクリニックです。
初診なので、受付で一通りの受付の手続きをして、問診の順番を待ちました。
事前検査 問診
平日の午前中でしたが、私の他にも患者さんがいて、数名の方が待合室にいました。
全ての診察が予約なので、人気はあるクリニックなのでしょうが、そんなに混んでいる感じはしませんでした。
私の番になって、名前を呼ばれて、問診の部屋に入ると、見た感じ若い感じのイケメンの先生でした。
これまでの病気やアレルギーの有無などを聞かれたのと、検査の際に鎮静剤を使用するかどうか、異常が見られた場合には組織を採取して検査するかを確認し、同意書にサインしました。
いったん部屋を出て、看護師さんに採血をしていただきましたが、私が初めての検査で少し緊張気味だったのか、いろいろ気を使っていただいて、いろいろお話いただき幾らか緊張がほぐれました。
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当日までの検査の流れ
採血が終わった後だったと記憶しているのですが、大腸内視鏡検査前日からの準備の説明を聞きました。
ざっくり説明を聞いた内容を書くとこんな感じでした。
まず、前日の食事は、普通の食事ではなく、消化の良いお粥とかうどんしか食べれません。
こんな感じの、説明パンフレットをいただいて、説明を受けました。
前日の夕飯を食べたら、夜9時に次の日に便が出るように下剤を飲みます。この下剤もこの時にいただきました。
それと、私の検査はPM2:30からだったのですが、当日は朝の9時から、大量の腸管洗浄剤を飲んで、便を出し切って排泄物がきれいになるまで洗浄しなければなりません。
経験者に聞いたところ、これが一番キツイのだとか。
これをもらいました。
これは、当日に袋から開けた写真ですが事前検査の段階では、シルバーの袋に入って渡されました。
水を入れると総量2リットル。
これを15分おきに、コップ一杯ずつ飲んで、2時間で飲み干す予定です。
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事前検査終了
事前の検査は、以上で完了でした。
看護師さんも丁寧に教えてくれたので、初めての割によく理解できました。説明上手でよかったです。
この日は、前日に飲む薬や、腸管洗浄剤、飲み方や食事が書いたパンフレットなどを袋でいただきました。
お会計は、初診料も含めて2030円でした。
健康診断後の精密検査だったので、3割負担での値段です。安かった!
検査前日までに、いろいろ調べて実践したこと
検査当日までに、は私の場合は1週間程度時間があったので、それまでにいろいろ調べて、なるべく苦痛の少ない検査にしようと思いました。
結果的に、当日の苦痛はみんなが苦労する、腸管洗浄剤も含めて苦痛はなかったので、大成功でした。
私が意識して当日までに行った内容をメモしておきますので、みなさんも参考にしてください。
前々日から食事制限する
クリニックで説明を受けた時も、いただいたパンフレットにも、食事を消化の良いものしか取れないのは、前日からでよいとされていました。
ネットなどで経験者の体験記などを読むと、当日に腸管洗浄剤を飲んで便を出すときに、なかなかきれいな排泄物にならなくて苦労する人が結構います。
これは、食べたカスが腸の中にたくさん残っていたりするためだと思いました。
なので、私は前々日から、肉や野菜は控えめににして、うどんや、お米中心の食事にしました。
もちろん、前日は、素うどんと、お粥とかしか食べていません。
後で、実感するのですが、これが本当に良かったです。皆さんも受診する前々日から消化の良いものを食べることを絶対にお勧めします。
気持ち的には、前日は食事制限があるので、前々日はいつもより肉とか、量を多めにとるとかしたくなりますが、絶対にNGです。
前日から水分をたくさん取るように心がける
クリニックからいただいた、パンフレットにも書いてありましたが、検査当日は腸管洗浄剤で、水分が吸収しずらい状態になるようです。
なので、当日だけでなく、前日からたくさん水分をとるように心がけました。
よく経験者のブログや感想をネットで読むと、検査後に副作用で頭が痛くなったと書いている方がいましたが、私が思うにこれは、水分不足によるものだと思いました。
なので、私は検査が終わってからの頭痛は嫌なので、前々日から水分を多めにとることにしました。
これのおかげなのか、実際検査後は全く気分が悪いなんてことは無かったです。
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前日までに、お茶などを購入しておく
当日に飲む腸管洗浄剤は、ネットの感想を見ると、梅味とか濃いポカリスエットの味などと形容されています。
これを2リットルも飲まなければならないので、味に飽きるようなのです。
また、脱水症状を防ぐため、この洗浄剤をコップ一杯飲んだら、その半分の水分も補給するようにパンフレットにも書いてあります。
なので、当日水だと味に飽きるので、前日までにお茶などを準備しておきましょう。
前日までに飴を準備しておく
先ほど書いたように、腸管洗浄剤の味は単一なので飽きるということですが。
この対策として、味に飽きたら、のど飴などをなめながら飲むと良いらしいです。
これもネットでお勧めしてらっしゃる方がいました。
また、当日は検査まで食事は取れないのですが、検査まで何も糖分を摂取しないと、低血糖になってしまい、具合が悪くなってしまいます。
当日は糖を取ることは禁止されていませんので、低血糖を防ぐ意味でも飴を準備しておきましょう。
当日に実感しましたが、これも準備しておいて本当に良かったです。
上記、4点は個人的には絶対にお勧めします。これをやらないとつらい検査になっていたかもしれません。
検査当日の流れと、検査自体の体験談は次回に続きます。
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大腸内視鏡検査を受けた感想 検査当日の流れと鎮静剤がおすすめだった話(3)
今回の記事は、前回の記事の続きになります。 前回までの記事はこちら。 内視鏡検査前日 前日までに、前回の記事に書いた項目を実行してきました。 前々日から食事制 ...
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