高齢の母が、ドコモショップで携帯の変更をした際に、ありえない数のオプションがついた悪質な契約をされてから、我が家では両親の携帯の脱ドコモを計っています。
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多くの高齢な両親を持つ働き世代の方も、一度は両親の携帯をMVNOへの移行を考えたことがあるのではないでしょうか。
通信会社の多くが、すでにガラケーを販売すらしない方向に舵を切る中、もはや高齢者もスマホを持たざるお得なくなっています。
そんな状況の中、高齢者のスマホもMVNOにすればかなり節約出来るのです!
私は高齢者ほどMVNOに向いていると思っています。
だって、通信速度とかそんなに気にしないでしょうし。私ですら広帯域を必要とする様なゲームもしないし、Youtubeに依存した生活をしてるわけじゃないので、MVNOで十分過ぎるほどなのです。
この記事ではドコモからMVNOへの乗り換えのメリットとデメリットを説明していきたいと思います。
メリット
まずはメリットから説明していきたいと思います。
1. 月々の料金が半額以下に!
何はともあれ、これがMVNOにする最大のメリットです。
MNOとほぼ同じような仕様で、値段が半額以下!
現実としてスマホの機能を使いこなし、アプリも自由ダウンロード、許容されたパケット容量を気にしながらネットサーフィン! なんて使い方をする高齢者はそうそういないでしょう。
多少、時間によって通信速度が落ちることはありますが、MVNOでほとんどの方は十分満足できるはずです。
2. 必要とするサービスによって会社を選べる
結果的にこれも費用対効果が高い事になりますが、使うと想定されるサービスによって、自分の使い方に合った会社を選ぶ事が出来ます。
例えば。。。
◆Lineを多用している人
孫や離れた子供夫婦とのテレビ電話や無料電話をLineを使って行うのであれば、lineモバイルならlineサービスに必要なパケット代が無料。通常の通話をLineを使えば通話料も無料です。
◆ゲームを沢山する人
例えばLinksmateなら対象ゲームに必要なパケットの90パーセントが無料となります。
このため、ゲームによるパケット代をほぼ無料にする事ができます。
◆ホームページを沢山見る人
IIJmioではパケット代をカウントされないで、200kpsの最低限の通信をする事が可能です。
しかもHPの読み込み始めは3Mbpsで読み込むため、写真を多用しないHPであれば通常と同様のスピードで表示できます。
なので、このモードでのホームページ閲覧ならパケット代は無料となります。
このように自分のライフスタイルに合わせ、最もお得な会社を選ぶ事が可能なのです。
デメリット
ここからはデメリットですが、特に高齢者の方や初心者の方が陥り易いと想定される内容に重点を置いて挙げ、対応策も一緒に紹介します。
1. 対面サポート窓口が少ない
これまでの記事でも説明てきた様に、MVNOが安いのは不要なサービスを削減しているからです。
いくつかの会社は家電量販店と組んで家電量販店でサポートを行っていたり、携帯販売店と協力してサポートを行っているところもあります。
しかし、その他大多数のMVNOでは、店舗を持たず、ネットのサポート窓口のみの所が多いのが現状です。
高齢者の方や初心者の方の殆どは、ネットのサポート窓口だけと言うのは大変不安な物だと思います。
私が想定するに、サポート窓口が必要になるのは、以下のタイミングが殆どだと思います。
①携帯電話の初期設定の方法が分からない時
②携帯本体に不具合が起きた時
③契約プランを変更したい時
④使い方が解らない時
この全てに、対応法があると私は思っています。
①、②に関しては、以降に記載する”携帯の初期設定が必要”の項目と、”携帯本体のサポートが無い”の項目を参照いただければと思います。
問題は③と④です。
この2点に関しては、ほんのちょっとの知識があれば誰でも自分で理解できると思いますが、高齢者の方に聞くと難しいと言います。
高齢者の方々については、この点についてはもうお子さんに任せてしまいましょう!
それが、本当に一番良いのです。MVNOならプランの説明とプラン変更はネットで申し込みできます。
家族で詳しい人に相談しながら安心してネットから申し込みできます。携帯ショップのように煩わしいサービスを進められることもありません!
また、使い方については間違っても”らくらくスマートフォン”等を使ってはいけません。
UIが独特過ぎて携帯会社の思うつぼです。
高齢者がスマホに慣れるのに一番良い方法は長くなるので、別記事で紹介させてもらおうと思います。
この方法で家の高齢の両親はLineを使え、電話、メールも使えるようになっています。