皆さんは、犬の胆嚢障害について、常日頃から危険性を認識してワンちゃんに対応していますでしょうか。
私は、それまで犬の胆嚢障害についてそれほど気にしていませんでした。
そんな時、愛犬のパグ犬を動物病院へ連れて行ったところ、先生から気になるアドバイスをもらいました。
(この時は、検査でエコーをとった後でした。)
胆嚢が少し大きくなっており、犬の場合は食生活や加齢により、胆嚢が肥大し、中の胆汁もドロドロになってきます。
放置しておくと最後には胆汁が胆嚢の中で固まって、胆嚢自体がスーパーボールの様にパンパンになって破裂して死亡してしまう事があります。残念ながら、一度なってしまうと完全に治療することは不可能なので、食生活などから今の内に見直しましょう。
え!? そんな病気あるの?って感じでした。
この記事では犬の胆嚢障害について、調べてまとめました。
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犬の胆嚢障害の危険性
いろいろ調べましたが、実際そんな風になってしまうなんて信じられませんでした。
↑当時、突然元気がなくなった愛犬パグさん
獣医師さんの話によると、ワンちゃんの胆嚢疾患はとても多いらしいです。
胆嚢疾患と言われる物の種類には大まかに分けて、以下の種類があります。
- 胆嚢炎
- 胆泥症(たんでいしょう)
- 胆嚢粘液嚢腫(たんのうねんえきのうしゅ)
- 胆石症
- その他(ポリープ、腫瘍など)
上記のうち、先に紹介した我が家の愛犬の胆嚢がこのままでいるとなってしまいそうな病気は、3つ目の胆嚢粘液嚢腫(たんのうねんえきのうしゅ)という病気です。
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胆嚢粘液嚢腫(たんのうねんえきのうしゅ)とは?
現象
胆嚢の中で、胆汁がゼリー状のようになり蓄積し胆汁が流れ出なくなります。
そのため、胆嚢炎を起こしたり、胆管閉塞を起こしてしまったりします。
症状
胆管が閉塞を起こすと、黄疸が出て吐き気や食欲不振。衰弱が起こります。
最悪の場合、胆嚢が破裂して腹膜炎となり発熱や腹痛が起き、放っておくと大変危険な状態になります。
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胆嚢とは
肝心な胆嚢粘液嚢腫の予防方法を理解するには、胆嚢の働きを知っておく必要があります。
胆嚢はそれ自体は消化酵素を作り出しているわけではありません。
胆嚢は肝臓が作り出した胆汁(消化酵素)を濃縮して、脂肪を分解するための消化酵素を十二指腸に放出するのです。
飼い主ができる胆嚢粘液嚢腫(たんのうねんえきのうしゅ)予防方法
残念ながら、胆嚢粘液嚢腫の原因の一つには老化もあるようです。
これだけは飼い主が努力しても防げないので、残念です。
しかしながら、完全に防止できるわけではないですが、胆嚢粘液嚢腫は高脂肪のドッグフードを食べているワンちゃんに多い病気です。
それは胆嚢の機能を考えても納得いくと思います。
高脂肪の食事では胆嚢を酷使せざる負えないのです。
そのため、食事を低脂肪に抑えてキープし続けることで、ある程度の発生確率は抑えられるのです。
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あとがき
皆さんは、愛犬のエコーやレントゲンを撮ったことがありますでしょうか?
私は偶然にも、愛犬の元気がなかったので連れて行った病院の検査で、胆嚢粘液嚢腫の兆候を確認することができました。
それまで私はこの病気の事も、胆嚢疾患が犬に多いことも全く知りませんでした。
これからは、これ以上愛犬の症状が悪化しないように、ドッグフードを低脂肪ドッグフード切り替えてケアしていきたいと思います。
また、ワンちゃんのレントゲンやエコーをとったことのない飼い主さんは、健康診断などを受けて、定期的に健康状態を把握することも必要であると感じました。
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