私は新潟で生まれ育ちました。現在は他県に住んでおりますが年に何回も新潟を行き来しています。
太平洋側の地域などから新潟に行くと気候の違いにびっくりすることがあります。
暑かったり、寒かったり、思ったより雪が少なかったり!? 等いろいろあります。
この記事では、新潟へ行く方向けに夏と冬の気候の特徴や服装について紹介してみたいと思います。
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新潟の気候
気温
(↑新潟と東京の旬平均気温。新潟地方気象台HPより引用)
新潟の気温と東京の気温を通年で比較すると、新潟の方が関東より若干気温が低いです。
しかし、7月から9月の夏の間の気温は東京と比較してもほぼ同等で、アスファルトが多くヒートアイランド現象で暑くなる東京とほぼ一緒なのは以外なのではないでしょうか。
しかし、やはり新潟は関東よりも北にあるので、こちらは予想通り冬季は東京よりも寒いです。
降水量
(↑新潟と東京の旬降水量。新潟地方気象台HPより引用)
上記は東京と新潟の降水量の比較になりますが、一番顕著なのが冬季の降水量です。
新潟では、冬季の雨は雪となって降るわけですが、東京と比較するとものすごい差があります。
その分、冬季は雨雲も多いわけですので、日照量も冬季は少ないです。
しかし、夏季は気温と同じく降水量も東京と同じ程度の量しか無く、比較的晴れの日が多いです。
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同じ県内でも気候が違う
新潟は南北に細長い形をしています。
そのため、季節によっては天候が地域によって大分違います。下の地図を見てください。
新潟は大きく分けて北から下越・中越・上越と別れており、さらに佐渡・魚沼地区という5つの区分けがしてあります。
そのため、天気予報でもだいたい上記の5区分で表示されていることがほとんどです。
大きな特徴として、上越・魚沼地区のみ冬季の積雪量が非常に多いです。
この地域では、冬季は積雪で一階が雪で埋まるため、二階から出入りする地域もあるほどです。
それに比べて、中越・下越地区の海沿いでは冬季の積雪は少ないです。
しかし、中越・下越でも山沿いではそこそこの積雪があります。
全国版天気予報の積雪のニュースで、新潟で凄い雪が降っている映像が放送されることがありますが、そういった映像は上越・魚沼地区の映像の場合がほとんどです。
上越・魚沼地区では凄い積雪でも、新潟市内や下越地方では積雪がほとんどないことも多いです。
服装
東京と新潟の温度と降水量の比較より、新潟は夏は暑く、冬は寒いというように見えるかもしれません。
実際に気温等のデータではそうなのですが、関東と新潟を行き来する私の体感としては少しちがいます。
夏季
夏季には、東京と同程度の温度ですが、湿度が太平洋側よりとても高いです。
このため、同じ温度でもとても暑く感じます。太平洋側の気候になれていると外にいるだけで汗ダラダラになります。
服装もそれに合わせて、東京や太平洋側にいる時より涼しい服装がよいでしょう。
しかし、都心と違い夜になると気温がある程度下がる傾向があります。
冬季
冬季も引き続き湿度が高いです。
そのため、東京や太平洋側より気温が低くても体感的にあまり寒く感じません。
個人的な感想ですが、冬季に新潟から東京に来ると、東京の方が寒く感じる事が多いです。
また、冬季はほとんど曇りか、雨または雪のことが多いです。
積雪量は先ほど説明した通り、地域によって大分差がありますので、訪れる場所によって雪に対応した服装が必要です。
また、道路の積雪を溶かすための消雪パイプという、道路から水が出るシステムがあります。
そのため、冬季は道路が雨が降っているときのように、ビシャビシャに濡れていることが多いです。
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まとめ
冬季の新潟は凄い降雪量だと思っている方も多いと思いますが、実際は地域によって大分差があります。
全体的に通年で湿度は高めなので、それにより体感温度が夏はより暑く、冬は温かく感じます。
冬が温かく感じるというのは、関東のような感想して肌に刺すように寒さではなく、じんわりと来るような寒さであるということです。
皆様が新潟へ行く際の参考のお役に立てたら幸いです。
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