最近はじめて、大腸内視鏡検査をうけました。
苦痛が多い検査と周りの人から聞いていたので、自分なりに結構調べました。
これを見ている方は、これから検査を受ける人が多いと思います。でも、安心してください、私の場合は苦痛は全く無かったです。
この記事では、苦痛が無くすんだ受診のコツや、自分で事前に調べたことなどを記載しました。
これから受診する方には、必ず役に立つと思います!
健康診断の結果に異常があった
毎年受けている会社の健康診断。
前回の健康診断で、初めて精密検査を勧める診断結果をいただきました。 便潜血が陽性だったようで。。。
癌かも!?って、一人で内心ドキドキしました。 だって潜血で想像できる病気といったら、癌くらいしか思い浮かばなかったので。
ネットでいろいろ見てみたら、いろいろな事が解りました。
1.想像していたより多い大腸がん
調べてわかったのが、大腸がんになる人が多いという事。
調査では、男性は約7万人、女性は約5万人。臓器別では男性では4番目、女性では2番目に多いがん、らしい。
しかも、大腸には神経がないため、自覚症状が出るころには、すでに症状が進んでいる場合が多いみたい。
このために、大腸内視鏡検査を受けることが大切らしい。
それでいて、ほとんどの大腸がんは、他に転移しづらく、他の癌に比べて早い段階で発見できれば、内視鏡などで切除するだけで助かるらしいのです。
2.便潜血が陽性でも精密検査しない人が結構いるらしい
ビビりな、私は大腸がんが結構多いという事を知っただけで、精密検査受けようと思ったけど。
便潜血が出ても検査しない人が多いらしいのです。
ネットを見ると、便潜血が陽性の人のほとんどは精密検査を受けないとか。
大腸がんかもしれないリスクもあるのに、私の感覚では、ぜったいにありえない感覚です。
3.便潜血 2回法の精密さ
今回健康診断で、ひっかかった検査は、便潜血検査の2回法というもので、要は2日に渡って便の検体を採取するやり方でした。
ほとんどの健康診断では、この2回方みたい。
調べてみたら、この便潜血検査の精度が思っていたよりも高い。
話によると、お風呂一杯分の水に、血液が一滴混ざっていても陽性と出るほどの精度だとか。
それを、2回にわたって行うため、さらに統計的に異常の発見精度が上がります。
そのため、痔でも陽性だし、腸に炎症が起こっていても陽性。と、陽性になる要素は大腸がん以外にもたくさんあります。
大腸がん以外の要因で、陽性になる人が95%だそうです。
決断 大腸内視鏡検査を受けよう!
上記で調べた内容を考慮して、私は大腸内視鏡検査を受けることにしました。
でも、気になったのが、便潜血陽性でも内視鏡検査を受けない人が多いのはなぜだろうって事。
これについても調べたり、身の回りの人に話を聞いてみました。
そして、リスクがあるなら、私の検査ではそれに対しての対策をしっかりして、失敗しない検査にしようと思ったのです。
1.苦痛が多い !?
会社の同僚に聞いたら、すでに大腸内視鏡検査を経験していた人がいました。
彼曰く。 すごい痛かったよぉ~、俺なんて終わった後、お腹張ってて痛くって、病院出た後近くの公園のベンチで横になって全く動けなかったよ!
病院に居る時に、看護師さんに、お腹のガス出せば楽になるって言われたけど、全然出ないし、死ぬかと思った。
と、言ってらっしゃいました。。。
そんなねぇ、公園で苦痛で動けないくらいなら、救急車呼べよ! と思いながら聞いてました。
また、他の方のブログを見ても、苦痛だった、激痛だったと書かれている方を結構な頻度で発見してしまいました。
2.医者の技量によるところが大きいのでは?
実は、検査受けようと思うと、地方に住んでいる義理の母に言ったら、ショックな話を聞きました。
義理の母曰く。 おばさんが、大腸内視鏡が原因と思われる事故で亡くなったのよ。 って。
もうね、受けようと思う言ってるのに、そんな話聞きたくなかったのよ。
話の内容は、元気だったおばさんが大腸内視鏡の検査を受けて帰ってきたら、その夜だったか次の日だったか、倒れたらしい。
救急車で搬入された病院で、大腸が切れていて、毒素みたいなのが体に回ってしまっているということが判り、緊急オペ実施。
その甲斐なく、不幸にもお亡くなりになってしまったらしい。
立証はできなかったけど、大腸内視鏡検査受けた直後だったので、原因はそれだったのだろうと。
それ系の話で、検査後に血が止まらず緊急手術という話は、ブログでも見かけました。
考えて、私が思ったのは、何の仕事でもそうですが、お医者様の腕の違いや、慣れているかどうかで、だいぶ患者の苦痛が違うなということです。
しかも、検査のやり方にも種類があり、苦痛の少ないやり方とかもあるみたいで、これは絶対に医者の力量次第だと思いました。
勝手な思い込みですが、外科的な要素が加わってくると、その差が出やすいのではないでしょうか。振れ幅が大きすぎると重大な事故に直結するかもしれないと、私感ですがそう思いました。
3.鎮静剤の使用は病院による
私は胃カメラの時には、お金を払ってでも、鎮静剤をお願いするタイプです。
病院のHPや、他の方のブログを見ると、鎮静剤を使わない病院や、リクエストしても使ってくれない病院とか結構あるみたいでした。
私の出した対策
いろいろ私なりに、調べた結果から私が導き出した対策はこのようになりました。
1.検査する病院は専門病院で受ける
専門病院であれば、検査自体を数多く経験しており、熟練医師が期待できる。
また、さまざまな患者を相手にしているため、何か問題が発生した場合も迅速に対応してくれるのではないかと考えたから。
2.鎮静剤を使用できる病院で受ける
大腸へ内視鏡を入れるで、肛門から入れなければならない。いくら大腸に神経が無いとはいえ、挿入時に多少の苦痛はあるだろう。
鎮静剤が使用できれば眠った状態で検査ができると考えたから。
私自身がアレルギーが無いことから、鎮静剤使用でのアレルギー性のショックのリスクなども低い。
3.あまりに遠い病院は選択しない
大腸内視鏡検査は、家で便を出し切ってから病院に行くケースも考えられる。
この場合、あまりに遠い病院は負担が大きく、便意を催しても対応できない可能性があると考えたから。
4.マスコミへの露出が多かったり、口コミが良好の病院を選択する
口コミが良好の病院は、そのまま受診者が良いと感じたのだから、間違いないと思う。
マスコミへの露出というのは、雑誌やテレビなどに出ている病院は、
何かしらの成果を上げているため取り上げられているところが多いと考えたから。
受診する病院を決めた
上記の気を付けるポイントを私なりに決めたわけですが、
後は、ネットで病院を検索して、s自分の住まいの場所も考慮して、上記に合致する病院を検索して決めました。
今回、私の場合は 東京内視鏡クリニック 、こちらでお世話になることに決めました。
この病院は、池袋にあり、内科もやっているようですが、ほぼ胃の内視鏡と大腸内視鏡メインのようでした。
病院名にも内視鏡ってついてるしね。 内視鏡技術に自信がありそうです。
こちらの病院ですが、工藤進英 先生という有名なドクターが特別顧問をしている病院でした。
なんでも、工藤先生は陥凹(かんおう)型大腸がんを世界で初めて発見した方なんだとか。
また、通算20万例以上もこなし、普通30分以上かかる大腸内視鏡検査を、わずか5分で終わらせられる方みたい。
まさにゴッドハンドですね。
しかもこの病院、いい病院ランキングの本に載っていたり、NHKがってんに工藤先生が出演したりしていたみたいです。
私は、偶然にも、このNHKがってんの大腸がんの回を見ました。
この話はまた別の機会に書こうと思います。
病院を予約した
病院は決まったので、次は予約をします。
病院のHPに、予約方法や今後の流れなどが、丁寧に説明してありました。
まずは、病院に電話しました。
感じのよい、オペレーターの方が出ました。まずは、内視鏡検査の前に、問診と血液検査などをやるようで、そちらの日にちと時間を予約しました。
今後の流れ的には、問診と血液検査の後で、内視鏡検査の予約をして検査となるようです。
一回目の問診と、内視鏡検査の記事は次の回へと続きます。
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大腸内視鏡検査を受けた感想。おすすめの病院選びと苦痛の少ない受診方法(2)
前回の記事の続きになります。 前回はこちら。 前回は、クリニックに電話して予約したところまででした。 因みに、前回書くのを忘れてましたが、工藤先生は月に何回か、こちらのクリニックに来て診 ...