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通信業者が教える光回線の選び方 得するネット回線の見分け方

 

はじめに

 

光回線を契約する際に、皆さん何を理由に契約するのでしょうか。
通信・コンピューター業界という大きなくくりでは、これに該当する仕事をしていらっしゃる方は多いと思います。

しかし、実は純粋な通信となると、そこに携わって正しい知識を持っている方は意外と少ないのです。
なぜなら通信業界のピラミッドの中で、それら本当のネットワークのコア部分に携われるのは大手通信業に務め、かつその中心で働くエンジニアだけだからです。

そんな限られた職種の知人より、光回線の選定のおすすめの決め方を聞いてきましたので、記事にしたいと思います。


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通信業界とは

 

 

まず通信業が何を利益にしており、何を支出として成り立っているのか知る必要があります。

 

通信業者の利益と支出

よく企業で一番の出費となってしまうのは人件費と言われていると思います。
通信業界で一番の出費となるのは、人件費ではなく、おそらく設備投資費だろうということです。

通信業界というのは、ユーザーの通信を成立させるためのインフラ設備を持たなければなりません。
このエリアをどれだけカバーするかでサービス提供エリアが決まります。
そのためには、できれば日本全国に設備を張り巡らせたいと考えるでしょう。
しかし、それには莫大なコストがかかってしまうのです。

ビジネスモデルとして通信業界を見た場合に、通信インフラとユーザーからの収入のバランスで、利益が確保できるかどうかがカギになります。

通信業界はそういう業界なのです。

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顧客満足度をあげるには

また、通信業者からみて、回線品質を上げるのは実は簡単だそうです。
それは、お金を気にせずに良い設備をガンガン建てることだというのです。

良い品質の伝送設備(ここで言う伝送設備とは一般の方が見たこともない光を伝送する専門の機器だそう)をたくさん建てて、ユーザーの通信に有り余る容量の回線をサーバーまで確保してあげるのです。

そのため、通信業者にとって通信インフラ設備は、一番にお金をかけたい部分であるのです。
しかし、先にご説明した通り、支出と利益の関係で限界があるのが実情のようです。

通信速度についての理解を深める

 

 

光回線を選ぶ際に、最低限もう一点知っておいてほしいのは、光回線の広告などに載っている通信速度についての理解だそうです。

一般ユーザー向け光回線の場合、よく最大1ギガとか2ギガとか書いてあると思います。
そのスピードはベストエフォートとか書いてあったりしますが、これは本当に理想的な環境での理論値ということです。

聞いたところによると、100パーセント記載されているようなスピードが出ることは無いということです。
これを理解するには、ある程度通信の知識が必要になります。

 

基地局から自宅までの通信の仕組みを知る

 

光回線を契約する際には、まずは自分の家が提供エリアであるかどうかを調べる必要があります。
このエリアというのは、ほとんど各通信業者の基地局がどのエリアにまで設置してあるかに左右されます。
これは、光とは言え信号の劣化はあるそうで、一つの装置で信号を送れる範囲に限りがあるからだそうです。

一般家庭の光回線でインターネットをする場合の信号の流れを教えてもらいました。

家 --> 光集合装置(マンションの場合) --> 電線などに設置してある光ファイバー --> 最寄りの基地局 --> 基地局内の光伝送装置 --> コアとなる大規模回線収容拠点

専門用語を省いて記載すると大体上記のようになるようです。

光回線に記載の速度は最寄基地局~家まで

 

上記の仕組みを理解した中で、光回線の広告に書いてある速度はどこからどこまでかと言うと、最寄り基地局から家までの事なのです。

最寄基地局から家までを仮に1Gの道が出来ていたとしても、Webで使用する全体の道筋はその先のHTTPサーバーまで続きます。
最寄局からその先のHTTPサーバーの間のスピードが遅ければ意味がないのです。

また、広告で歌っている最寄基地局から家までですら、理想的な環境の場合の理論値となります。

どういったことかと言うと、家から最寄基地局までが1Gだったとします。
その先の道がそれと同じ1Gだったりするケースもあるのです。
この場合、同じ基地局までファイバーで接続されているユーザーが、自分とあともう一人いたとしましょう。
あと一人ふえただけで、基地局から先も1Gなので、それぞれ500Mづつ分け合う事になります。

これ詐欺でしょ?って思う方もいるかもしれませんが、おおざっぱな説明ではありますが、上記の場合でも場合によっては自分一人だけしかアクセスしていない場合もあり得るので、ベストエフォートで1Gと言っても嘘ではないのです。

解り易いように簡単に説明していただきましたが、内容的にはこんな感じでした。

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結局どれが一番安定しているのか

 

通信経路を考慮した場合

 

伺った説明は上記のようなものでしたが、上記の仕組みは説明用に簡単にした場合との事です。
実際は一つの基地局に沢山のユーザーが付き、その上部のネットワークは通信会社によって、どれだけの容量をもっているのかそれぞれの様です。

また、複雑なことに、大規模通信会社は設備どうしを相互に接続しているそうで、一般人のインターネットをする際の通信の道筋を考えても、ひとつの通信会社だけではなく複数社にまたがったルートを通る場合も多いそうです。

 

サーバーを考慮した場合

 

しかしながら、光回線を使用しているユーザーに遅いと感じさせるのは、通信の経路だけではありません
もっとも大きな影響をもつのはHTTPサーバーだろうという事です。

PCのハードディスクをSSDにすると爆速になるように、光の道がいくら速くても、それにレスポンスするサーバーが遅ければ、遅くなってしまうのです。

よくネットのスピード測定を真に受ける方が多いようですが、受け手のサーバーが何のサーバーを使用しているかで大きく違ってくるのです。スピード測定専用のサーバーで且つ、サーバーと最寄り基地局の間も専用の回線かという事も影響してきます。

実際、自分の家と基地局の間のスピードが速くても、サーバーと最寄局の間が遅い場合は遅い結果になるのです。

ネットでのスピード測定はあくまでも参考値にしかなりえないそうです。

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まとめ

 

わたし個人としては、知人より上記の説明を聞き、総合すると一つの答えが出てきました。

企業の設備投資と設備の管理等も総合すると、資金力がある企業の方がよいと感じてしまいました。

各通信会社の設備は、恐らくトップシークレットで一般人には判りえません。
しかし、一般家庭用の光回線であれば、資金力と総合力という点を考えると2,3社に絞られてくると感じました。

一点注意を言いますと、ベストエフォートサービスなので1Gと言って売り、64kしか出なくでもしょうがないのです。

調子のよさそうな企業で一般向けの光回線や携帯なども幅広くあつかっており、数年前までwifiルーターや光終端装置を無料で配っていたような会社は、私の周りではいい評価を聞いたことはありません。

皆さんの回線選びに、この記事の情報が役に立てば幸いです。

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