歯磨き粉でも、ワサビでも、日常でチューブに入っているものって沢山ありますよね。
この記事ではチューブを最後まで絞り切る方法を説明しようと思います。
この方法は、私がずっと前から実践している方法で、今のところどの方法より優れていると感じている方法です。
超簡単!道具の必要なし!たったの 2 Step
それでは、順番に説明していこうと思います。
1.チューブの中に空気を入れて膨らます
まずは、口で息を吹き込んでチューブを膨らませましょう。
チューブが膨らんだら、そのままチューブの蓋をしっかりと閉めます。
これは、チューブの中の液体を移動しやすくするためです。
2.チューブの端を手で持って振る
このステップが最終ステップです。
まずは、チューブの端を手で持ちます。
判りやすいように、写真にとりました。このようにキャップと反対側を持ちます。
写真でわかる通り、これはショウガのチューブですが、中身のショウガが下に下がっていますね。
次に、手首のスナップを利かせてチューブを振ります。
これだけです。これだけで、チューブの内容物は全部先端の方へ移動します。
これで完了です。たったこれだけで内容物は先端へ移動します。
もし、内容物が移動しずらい物だったり、もっと移動させたい場合は、激しく振ってください。
なんにでも応用可能
この方法は、ショウガやワサビだけでなく、歯磨き粉などの少し大きいチューブでも実践可能です。
また、ケチャップやマヨネーズなどのかなり大きいチューブでも可能です。
ケチャップのように蓋を回して閉めるタイプでないものは、蓋が開いてしまう場合があるので、蓋を指でもって腕ごと肩からブンブン回すか、蓋をテープなどで固定して開かないようにしてから振るなどの工夫が必要です。
原理
説明するまでもないかもしれませんが、原理は簡単です。
これは遠心力によるものです。
厳密に言いますと遠心力というのは世の中に存在していません。その正体は慣性力なのですがここでは説明は省略します。
なので、俗にいう遠心力がこのチューブの内容物を移動させています。
遠心力というのは、円状の回転をする物体の質量をm、回転の半径をr、回転するスピードをv、角速度をωとすると次式で表されます。高校の物理で習いましたよね。
m r ω² = m v2(vの2乗)/r
何を言いたいかというと、チューブの内容物が重かったり、移動しずらい場合は、チューブを回転させる半径を大きくするか、チューブを振ったり、回したりするスピードを早くすれば、大きな力を発生させられるという事です。
もし、内容物が粘土状だったりする場合は、こちらを考慮して工夫してみてください。
まとめ
チューブの中身が少なくなってきた場合は、この遠心力を利用した方法が効果的です。
また、この方法は道具も必要としないし、少ない力で済むため、お子様からお年寄りまで簡単にできます。
私の経験では、この方法がどの方法よりも一番効果がありますので、ぜひ役立ててみてください。
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