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必要な情報をまとめると・・・
私の理解の範囲でこの回のNスぺ「人体」を必要な情報だけまとめると。
1.腸が体内の免疫のカギである、腸内細菌・腸内フローラとか
2.近年アレルギー疾患が増加 ---> アレルギー患者の腸内細菌に異常が起きていることが判明
3.アレルギー患者にはクロストリジウム菌という腸内細菌が減少していた
4.クロストリジウム菌は免疫の暴走を止める働きが有る事が解ってきた(重要!)
5.仕組みとしては、クロストリジウム菌がTレグ細胞を生産、このTレグが免疫の暴走を止める(重要!)
6.実験で食物繊維を多く食べた方がTレグが増えることが解った(重要!)
7.食物繊維と日本人には特別な関係がある
また、番組では寺で生活し修行をする僧達は、入門時に花粉症などのアレルギー疾患があっても、修行をしていくとなぜかアレルギーが消えるという事も紹介。
これは、彼らが食べている精進料理が食物繊維が豊富なため腸内でTレグが増加してアレルギーが無くなったと考えられるという事でした。
私が見たNスぺの回はこちら:
衝撃的だった
番組を見た後、マジかー!? って感動。
ってか、精進料理しか食べない修行僧ってアレルギーの人居なくなるんだ~。
これは絶対に試す価値あるでしょっ!
念のためネット検索してみると、有益そうな論文等が沢山でてくる。
というか、2015年位である程度Tレグがアレルギーに効きそうって解っていたっぽい。
例えば、以下のリンクにある研究などは2015年のものだった。
科学技術振興機構のページ:
論文も多数あるし、放送内容に間違いなさそうだと確信しました。
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原因に心当たりがあった
自分なりにこの疾患の機序の予測がついたところで、直ぐに思い出したことがありました。
私には腸内細菌や腸内フローラに影響を与えるような出来事に身に覚えがあったのです。
類乾癬が発症する数か月前、大腸内視鏡の検査を受けていました。
健康診断で血便でひっかかり、大腸内視鏡検査をしたのです。
大腸内視鏡検査の前には、薬を飲んで便を全て出し切る必要がありました。
最後は水のような便になるまでです。
この大腸内視鏡の検査で、内容物を奇麗に出してしまったために腸内細菌のバランスが崩れたのではないかと予測しました。
そのため必要な腸内細菌が減少して、免疫の暴走を止めるストッパーが減少し類乾癬として現れたのではないか。
という仮説を立てました。
細菌の本を読むと、腸内フローラを乱す原因は不摂生や、偏った食生活。
抗生物質の長期投与等もきっかけになることがあるようです。
この本も大変勉強になりました。
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私が実践した内容
このような考えで、これら3つを実践しました。
①Tレグを生み出す腸内のクロストリジウム菌を増やすために食物繊維を沢山摂取する
具体的には、必ず毎食に野菜を多く取るように工夫しました。
ランチがコンビニになる場合は、必ずサラダも買って食べました。
食物繊維をとにかく多く取ることに一番重点を置きました。
②腸内フローラを整えるため、しばらく肉ガッツリの食事は避ける
これは日本人のインスリン分泌量が欧米人より少ないという話を聞いたことがあり、
その理由が欧米人は狩猟採集民族、日本人は農耕民族だったため、古くから木の実等をふんだんに食べていた。
という事を聞いたことがありました。
また、腸内細菌が母親から子供へ受け継がれるという話も聞いたことがあり、
日本人の腸内細菌には、穀物や豆類中心の食事が合っていると考えたからです。
肉類を全く食べないというわけではなく、あくまでステーキとか肉がっつりの食事を取らないようにしました。
豆腐や納豆を食べるようにしました。
③夕飯直後にビオフェルミンを飲む
特にビオフェルミンである必要はなく、夕食直後にヨーグルトとか乳酸菌食品を食べてもよいと思いました。
ただ、ヨーグルトとかそんなに好きではなかったので、人には人の乳酸菌ということでビオフェルミンを飲むことにしました。
なぜ夕食後かというと、特におなかが痛いというわけではないのに三食後では多すぎるかも、と勝手に思ったからです。
量は成人1回量を夕食後に服用するだけです。
因みに、個人的にはビオフェルミンとか乳酸菌が生きて腸まで届くとは個人的には思ってません。
日本の腸内細菌学を確立した光岡知足博士がbio-anthroposの記事で語っているように、私は「乳酸菌類は生きて腸まで届かないけど良い影響がある」と考えてます。
私の場合は、これら3つを1か月程度実践するとともに、処方された患部へのステロイドの軟膏も発疹が出ているときは使用しました。
その結果、1か月くらいで症状が無くなりました。(私は。。。)
そしてその後2年半くらい経っていますが、再発していません。
この方法が医学的にあっているのかは解りません。
でも、体に害のあるような事でもないと思いますし、お金もかかるわけでもありません。
もしこれで良くなるのであれば試す価値はあると思います。
ただ体質は人それぞれなので自己責任でお願いします!
同じような疾患で悩んでいる人の1つの参考としてお役に立てばと思います。