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格安SIM 格安スマホ MVNOはなぜ安い? わかりやすく仕組みを解説

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以前、私の高齢な母がスマホへ機種変のためにドコモショップに行った所、オプションがあり得ないほど付いている悪徳契約をさせられてきてしまったという記事を書きました。

 

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これを機に、我が家では脱ドコモをする事にしてMVNO(格安スマホ、格安SIM)へ乗り換える事にしました!

 

しかし、使うのは高齢の両親。

どうも大手キャリア以外の会社を怪しんでいる様子。

特に料金が安い事に対して、こんなに安いのは品質が悪いのでは?

とか、

信頼していたドコモショップに良い様にカモられてしまった事もあり、安いのは何かまだ詐欺的な物に騙されるのではないか?

などと不要な心配をしている様子です。

 

そんな高齢者やその家族のために、なぜMVNOが安いのか?

仕組みが判れば理解できるその秘密(2018年現在の情報)を書き出していこうと思います。


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始まりは2001年

格安SIMや格安スマホと俗に呼ばれていますが、正確にはMVNOと呼ばれています。

これは、ドコモやauのような通信設備を全て自前で保有している会社をMNO(Mobile Network Operator)と呼ぶのに対して付けられた名前で、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)と呼んでいます。

ドコモやauといった大手通信会社は、日本全国に大規模な設備を持っており、それらを使用してサービスをしています。

対するMVNOは名前にVertualと付いていることからも想像しやすいように、自前の設備は最小限にしてその他必要な設備はドコモやau等の大手通信会社の有線・無線設備等を借りる事でサービスを展開しています。

そのため、MVNO各社は設備を借りている大手通信会社にパケット接続料等のいわばレンタル料に当たる料金を支払っています。

このMVNOですが、始まりは意外に古く2001年にサービスを開始した”日本通信”と”B-mobile”が初めてでした。
当時のサービスは当時のDDIポケットの通信網を借りたPHSサービスでした。

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なぜ安いのか

既存の大手通信会社のMNOと新規参入してきた格安携帯会社のMVNOの違いが分かったところで、本題のなぜMVNOが安いのかについて説明していきたいと思います。

 

1.研究開発費が不要

大手通信会社は通信の研究開発をしています。

これには多くの費用が必要になります。

しかし、MVNOは出来上がっている通信の設備をそのまま借受けます。

そのため、研究開発する必要はなく、このような費用を削減できるのです。

そもそも通信の分野はドコモのように独自の通信規格を求めなければ、研究開発が必要な分野ではないと思っています。

IEEEやITUなどで通信の規格はある程度世界統一の基準が作られるからです。メーカーはこれに乗っ取り通信設備に必要な機器を設計し製造しています。

 

2.対面サービス拠点が少ない

MVNOはドコモショップやauショップのような、対面サービス拠点を作らないことがほとんどです。

いくつかのMVNOでは、家電量販店や既存店舗を利用した対面サービス拠点を持っている場合があります。

しかし、大手通信会社のように携帯やネットだけの店舗を構えていることは少なく、莫大な人件費や店舗費用を抑える事ができます。

家電量販店や既存店舗を利用することで人件費や店舗維持費を大幅に抑えるような工夫がなされています。

逆に言えば大手通信会社の携帯代金には、携帯ショップの人件費や店舗費用が含まれているという事です。

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3.大規模な設備投資が不要

携帯電話設備と言って誰でも思い浮かぶのは、上の写真のようなアンテナ設備だど思います。

意外に知られていないのが、これらのアンテナ棟とアンテナ棟の間や、アンテナ棟と基地局との間は光ファイバーで接続されているという事です。

無線でやり取りされているのはアンテナ棟とユーザーの携帯電話との間だけです!

各ユーザの携帯電話--> アンテナ棟--> 光ファイバー --> 基地局となっているのですが、さらにその先は最終的には各通信会社への接続点となるPOI(Point of interface)と呼ばれる接続点へとつながっています。

MVNOが借りているのはこのPOIから各ユーザー向けの区間になります。

これらを全国に整備するのには莫大な費用が必要となり、自前でその設備を建てる場合は、費用回収のために通信費を上げざる負えなくなります。

MVNOはこれらを効率よく借りる事ができるため料金を大幅に抑える事が可能です。

 

4.営業・広告コストが少ない

これはMVNOが安さを武器に営業していこうとしている為ですが、既存の大規模通信会社よりも広告コストを抑えています。

皆さんがよく見る大手通信会社のテレビCMなどには、一般の人が考えている以上にお金がかかっています。

MVNOは価格を抑えるために頻繁に広告は打ちません。

そのため、気にしている人以外には認知度が低いので、特に高齢者には聞いた事も無い会社で怪しい、と不要な不安を感じてしまう人もいるかもしれません。

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携帯料金を分析すると

 

以上の事が判った時点で、いま一度携帯電話の料金を考えてみましょう。

ドコモやau、Softbankなどの大手通信会社を利用し、毎月6千円〜1万円程度のスマホの携帯料金には、通信に必要な費用以外に以下が含まれているのです。

 

研究開発費 + 対面店舗の人件費、維持費 + 設備投の回収分 + 営業、広告費用

 

これらの費用を払い続けるのは馬鹿馬鹿しいと考える人も多いと思います。

これを解っていると、既存MNOの大手通信会社はこれらを回収しなければならないので、安い料金プランを打ち出しても必ず裏がある事に気付くと思います。良くあるのは期限付きの割引です。

例えば”学生なら割引”という歌い文句であれば、必ず契約から○年間などの期限付きだという事です。

また、期限付き割引以外でも、通常の携帯料金以外のオプションで費用を回収しようとするケースもあります。

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まとめ

MVNOが低価格でサービスを展開出来るのは、通信の質が悪いからと言うわけではありません。

こういった仕組みを理解して、改めて携帯料金を見てみると不要な費用を払っていると思いませんか?

私は随分前にこういったことに不満を感じてMVNOに乗り換えましたが大手通信会社の時と同様に使用できて月々2000円前後でiphoneを使用しています!

実は世界的に見ても日本の携帯電話料金はトップクラスに高額です!

日本の総務省もこれに気づいており、盛んに大手通信会社に設備解放を促し、その為の法改正が度々行われています。

こういった動きもありMVNO市場は順調にユーザーを増やしてきました。

ユーザーにとってのMVNOのメリットは大きく、MVNOにすると月額数百円からスマートフォンを利用できます。

皆さんも携帯電話の契約の時期になったら、MVNOも視野にいれてみてはいかがでしょうか。

 

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